ミッド・センチュリー・インテリアの家でシンプルな生活をしています。

シンプル・リビング - Less is more

シューズクローゼットの点検と合成皮革の問題点




玄関のシューズ・クローゼットの点検を実施。

目的は不要物の識別。



IMG_6841-450600.jpg



床から天井までのクローゼットなので、この写真に写っていない上と下の部分もある。

特に靴が多い方ではないと思うが、かつて複数の拠点を行き来するライフスタイルだったので、移動するときは手ぶらで済むようにそれぞれの家に最低限の靴や衣料品を備えていた。それを、2年前に住居は1箇所集中としたことから複数軒分の荷物があり同じような品の重複が多いので徐々に整理しているところ。

スリッパが10足くらいあるが、これはすべてゲスト用。我が家ではゲストに出したスリッパは再使用しない。自分自身が他人のはいたスリッパに足を入れることに大きな抵抗がある為、ゲストにも常に新しいものを提供するようにしているので、スリッパは使い捨てとしている。よって基本的に100円ショップのもので、100円から300円くらい。


内容物を1足ずつ取り出して点検した結果・・・

今回は、黒革サンダルが廃棄対象であると認定した。


rockport blk leather dress sandals


一見どこも悪いところはないように見えるし、唯一のドレスサンダルであるというのに、廃棄処分と決まったのには理由があった。


IMG_6825-500.jpg


それは経年劣化。

サンダルは革製なのだが、足首をとめるストラップの内側だけは合成皮革が用いられており、そこが、劣化してボロボロと剥がれ落ちるようになったのだ。剥がれるものはベタベタしたもので撮影の為に少し動かしただけでも床の上には黒いベタベタがたくさん落ちる。


IMG_6826-500.jpg


本革の場合は経年変化で味がでるのだが、合成皮革の場合、経年変化は経年劣化であり、ただダメになる。滅多に使わない品だと、このように数年ぶりに出してみたらボロボロだった、となる。


気づかずに履いていたら足に黒いベタベタしたものが付いてしまい、また家のあちこちがゴミだらけになる(すでになった)ところだった。

早速ゴミ・ステーションへ持っていった。

そういうわけで、フットウエアが1点減った。とても嬉しい。


クローゼット内には、もう一足、劣化が始まっているペアがあった。


Timberland


それはティンバーランドのブーツ。
これも本革製であるが、ブーツの一番上の足首にあたる部分だけPUレザーが使用されていて、そこの内側がベタベタし始めている。このペアは唯一の大雪の日対応のフットウエアなので安易に捨てることは出来ない。

まだなんとか使用に耐えるので、少なくとも今年の冬は履く予定。

実は、ティンバーランドはもう一足持っていて、そちらは4アイレットなので短め。
何年も前に経年劣化で上の部分がボロボロになったのだが、セルフ・リペアを施し、以降も普通に履いている。


Timberland 4 eyelets


写真で白っぽく見える部分は、当初は黒革と同じに見える黒い合成皮革(PUレザー)だったのだが、経年劣化でベタベタのボロボロになった。しかし、とても足に合うので捨てるにしのびなく、強い粘着テープでベタベタ部分を丹念に剥離したのだ。一見グレイのフェルト風で、普通に使える。このブーツは4アイレットなので大雪の日に公園の芝生を駆け回るには長さが足りない。

よって、あらたにベタベタになった5アイレットのブーツも、もうすこし劣化が進んだらベタベタを剥離する方向。


::


合成皮革の劣化の原因と対策



そもそも、なぜ、このように劣化しやすい材質を用いるのか、また、劣化の原因と防ぐ手立てなどを調べてみた。


合成皮革の種類と使う理由

合成皮革はPVCレザーとPUレザーの2種類がある。前者はポリ塩化ビニール樹脂を、後者はポリウレタン樹脂を素材としたもの。

どちらも安価で形成が容易いことから多く用いられている。
また、本革の製品でも部分的に合皮が使われることも多い。合皮は柔らかいので、例えば靴の足首にあたるクッション部分とか、しょっちゅう曲げることの多いベルト部分とか。しかし、本革に比べ合成皮革は耐久性には劣性が認められるため、所有者にとっては嬉しくないサプライズに遭遇することが少なくない。

合成皮革の製品を久しぶりに出して見たら、ベタベタしていたり、ひび割れてボロボロ剥がれたり、分解してしまったりということがあり、がっかりするのだ。


合成皮革がベタベタになる原因


原因は加水分解。特にPUレザー(ポリウレタン樹脂を素材とした合成皮革)で起こりやすい化学反応で、水に反応して分解生成物が作られてしまうこと。風通しの悪いところに長期間保存していると起こりやすい。


合成皮革を長持ちさせるには


汚れたままにせず、汚れはきれいにして風通しのよいところに保管する。
また、長い間しまったままにせず、たまに出して使うのは有用。使うことで程よい風通しとなるから。

わたしの場合、サンダルは箱に入れたまま5年以上そのままだったので、劣化の最高の条件が揃ってたと思われる。
Timberlandは、箱に入れてないし、時々(といっても冬のみ)使用していたが、それでも劣化は起きた。寿命なのか?


合成皮革の寿命


合成皮革は手入れをよくしたとしても寿命は5年程度という見解が多い。
わたしのように一つのものを長く使う人には向かない素材なのかもしれない。



にほんブログ村 インテリアブログ シンプルモダンインテリアへ  にほんブログ村 ライフスタイルブログ シンプルライフ(部屋)へ  にほんブログ村 ライフスタイルブログ シンプルライフへ
  1. 2019-08-27 18:00 |
  2. Interior 2.0 - 玄関
  3. | Trackbacks:0
  4. | Comments:0