映画 『ファースト・マン』 鑑賞。

伝説的なアメリカ人宇宙飛行士ニール・アームストロングの1961年から1969年までの人生に関する伝記映画。
ニール・アームストロングの目で見た8年間と月面着陸という構成で、宇宙ロケットが出て来る映画としてはアクションより人間ドラマ主体。ニール・アームストロングといえば、常に日の当たる道を歩いてきた何の失敗も悩みもないエリート中のエリート、というイメージだが、実際は、仕事の失敗もあったし、家族内の悩みもあるという普通の(?)人間の一面があり、栄光だけではないことがわかる。
米ソ冷戦のさなか宇宙開発競争に勝つために人類を月に送るという計画を立てた米国だったが、莫大な費用のかかる宇宙開発には国民や議会では反対意見の声も大きかった。しかし、1969年7月20日、アポロ11号が月面着陸をなしとげ、アームストロングがFirst Manとして月に一歩を記したことは世界中が賞賛したのだった。
LA LA LAND の Ryan Gosling と Damien Chazelle(2017年Oscar Best Director受賞)が再びタッグを組んだ2018年米国作品。
Click here for 映画のリビュー◇子供の頃に「大人になったらなりたいものは」と聞かれたら、「宇宙飛行士」と答えていたわたしにとり、アポロ計画は深い関心があるものだが、実は、個人的な馴染みもあるのだ。
◇これは我が家のLD。

我が家のLDの壁にかけてある写真は、月面に立つ宇宙飛行士。
2017年に引越しった時からここにあるので、月面と宇宙飛行士は毎日目にしているのだ。

この宇宙飛行士はニール・アームストロングではなくて、アポロ11号のクルーであるバズ・アルドリン。撮影しているニール・アームストロングはバズのヘルメットのバイザーに写り込んでいる。
だから、「日常」が映画になったみたいな、そんな馴染みがあったりなのであった。
なお、この映画はインテリア的にも楽しめた。
1961年からの8年間が舞台なので、リアルタイムなミッドセンチュリー家具だらけで目の保養になった。

- 2019-02-15 19:00 |
- Interior 2.0 - リビング
-
| Trackbacks:0
-
| Comments:2